バッテリー事故に思うこと
去年の夏、ある国で飛行に携わる仕事をしていた大道ですが
先日の高松空港にエマージェンシーを宣言して着陸した
ボーイング787の事故に接して思うところがあり書きます
この事故ではGSユアサが作った
リチウムイオン電池が機内で焼損しており
過電流か過電圧による事故と推測されています
バッテリーが悪いのが充電設備が悪いのか
航空機の事故は生命にかかわることですから
原因を解明して事故の原因を排除してもらいたいです
世界に高品質を誇るGSユアサの電池でも
事故が起こることがあるリチウムイオン電池ですから
安全対策をしっかりしてもらうのは当然ですが
我々、消費者が判断する基準は難しいものです
一般向けの電気製品について安全性を定めた
電気用品安全法による規定では
法定の技術基準に適合すると認めたものに
PSEマークを付与することにより
一定の安全性を担保することを定められています
顔の近くで使うことの多い携帯電話の電池も
ほぼ全てがリチウムイオン電池であり
その安全性は高いに越したことはありません
Android 端末やフィーチャーフォンは
電池そのものを見ることができるので
PSEマーク無しのものは無いですが
iPhone のように電池を直接見られない場合
修理業者によるPSEマーク無し電池を使っての
iPhone 修理が多く行われているようです
そんな中、大道の知り合いでもある
常山さんの率いるスマートドクターさんでは
「違法バッテリー追放キャンペーン」を展開して
PSEマーク取得済みの電池を広める活動をされています
キャンペーンの内容をここで書くと
広告のようになるので詳しくは書きませんが
大道がこのキャンペーンで素晴らしいと思うのは
交換部品として使っていた時代がありましたが
そのことを真摯に反省して、その時代に交換した電池は
無料でPSEマーク付きの電池に交換することです
規定料金の半額で交換するようです
ボーイング787の電池事故とは違って
携帯電話の電池による事故で
命まで奪われることは無いと思いますが
安全性が高い方がいいに決まっているので
とても素晴らし取り組みだと思います
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